ネトゲ廃人にさせないために、親が子供に教える法則

ずいぶんと大胆な見出しですが、

ネトゲ廃人とは、ネトゲ廃人になった人々が悪いわけではなく、

急速に進んだスマホ社会の一番目の被害者だと私は思います。

今、小学校でも中学校でも、スマホに関する規制が柔らかで、法律もありません。

親とすれば、与えれば静かになる、与えれば友達関係も築けるらしい、仲間外れにならない、部活連絡の支障にならない、コミュニケーションのために必要だという理由もあり、高校生になればほぼすべての子供たちにスマホは与えられているというのが実態です。

ネトゲ廃人の症状として、

○ゲームに没頭するあまり睡眠時間の減少や疲労などによりゲームに関する事柄以外の生活面に悪影響を及ぼしたり、人間らしい生活を営むことが困難になる

○人とスムーズに話すことが出来にくくなり、ご飯を食べる事や外出する事、仕事まで面倒に感じるようになる

という一例があります。

スマホ依存症もこれと似ています。

色んなものを見てコミュニケーションして吸収する中高生の時期に、

家に帰ってきたら真っ先に座りこみ、スマホゲームをしていませんか?

うちの長男も、ボクシングジムか、スマホゲームか・・の毎日です。

さすがに最近は、ゲーム会社の手口に腹を立てたり、ゲームにも少しずつ飽きてきたのか、だんだん手に持つ時間が少なくなっているようですが、

わたしは、一時期は厄介なものを与えてしまった・・と思っていました。

そして最近、中学1年生の息子も、お兄ちゃんにひっついて、

モンストゲームをしています。

我が家は、スマホは高校生からと決めているので、困っていました。

そして案の定、次男の成績が、最初から振るわないのです。

成績が振るわないのをゲームのせいにするのもなあ・・と思うのですが、

やはり、ゲームというのは、受け身、受け身の連続。

頭がボーッとしてきて、怒りっぽくなる子が多いのも事実なんです。

次男の同級生にも、何人も切れやすくなった、怒りっぽくなったという子が出ているようです。

そしてここからが本題です。

なんのために勉強をするのかということと、

スマホゲームがなぜ宜しくないのかということを、

次男に教える必要があると思い、昨日彼にこう伝えました。

社会のしくみを、今から教えるね。

えぐい仕組みよ。よく聞きな。

この社会、ピラミッド型になっているのわかる?

優秀な人材ほど、少ないのよ。

優秀というのは、勉強が出来るという意味の「優秀」ね。

日本の偉い人々が、日本人すべてを優秀にしたいと本気で思ったなら、

スマホゲームやゲームそのものはこんなに普及していないはず。

ではなぜ、楽しいゲームを量産して、どうぞやってくださいと言っているかわかる?

ネトゲ廃人という、ゲームのやり過ぎで、社会適応力が少なくなっている人が増えてきているのに。

それはね、

人の言うことをそのまま実行できる、「受け身能力」の人材を

数多く作ることが目的なのよ。

ピラミッドの上に行けばいくほど、肉体的労働は減り、頭脳労働になり、

人を使う仕事が多くなる。お給料も高くなる。

きつい仕事、お給料の安い仕事、正社員になれないしくみの枠の中に

沢山の人を入れることが必要だから。

幸せの形は人それぞれで、それでいいという人は全然良いのよ。

お母さんはあんたに、

頭の良い高校、大学に行ってほしいという意味で、勉強しなさいって言っているのではないの。

あんたに合うところなら、偏差値とか関係ないんだよ。

でも、ある程度の知識がないと、本当に行きたいと思えるところが出てきた時、偏差値が足りなかったら困るよね。選択幅がなくなるのも困る。

結局、行きたくもないところに行くことほど、つまらないことはないでしょう。

そして、高卒でもいいけど、お金を稼いで幸せになりたいと思ったら、

知恵が必要になる。独立して何か商売をしたいと思ったり、人と違う面白い人生を送りたかったらなおさら。

要するに、受け身では駄目なのよ。あんたが言っている、面白い人生を送りたいということが、それが出来ないの。

自分から発信する能力が、面白い人生を送るには必須。

人に支配されない生活を送りたい人も必須。

それには、今の勉強が必要なの。

今日の英単語とか、理科のおしべ、めしべとかの話じゃないよ。

なぜ今の勉強が必要なのか。

それは、「支配されない人生を送るために、自分から人に働きかけるコミュニケーション能力と知恵を磨くための、頭のトレーニングが、今の勉強全体のことなの。数学の方程式なんて、社会で使ったこともない。でもなぜそれをするのか。それは、「自分で考え、自分で答えを出す、自分で問いかける」という脳トレを繰り返すことが、脳を受け身から転ずる方法なの。

そして、社会で活躍するために必要な勉強は、「語彙を増やすこと」。

何か人に働きかけて、面白いことをしてみたい時、説得したい時、自分をかばいたい時、すべてに「言語」が必要。

今、あんたの中にある、「きもい、うざ、すげえ」だの、いくつもない単語では、人を動かしたり、感動させたり、自分を幸せに導くのは無理よ。

そのためには、本を読むことだよ。

面白そうな本でいいから、図書館から借りたり、家にある本でもいいから、なんでも読んでみな。

そうすると、ゲームで縮んでしまった大脳皮質が、また元気になって、色んな知恵が湧いてくるから。

と、伝えました。

なんでもそうですが、「これをやる意義」がわからないと、人は動きません。

それは大人も同じです。大人も子供も、同じなんですね。

次男は、学校タイプではなく、社会タイプの子のようです。

そしてこうも伝えました。

「あんた、目立つみたいだけどさ、

大物って、なんで大物かわかる?

「枠に入りきらない」ものが、大物っていうのよ。

だから、あんた、大物だわ。

社会に出てから楽しみだね。

でも、今言ったように、支配されない人生を送るために、勉強するんだよ。」

さて、ここまで言って、どのくらい理解したかわかりませんが、

眼を丸くして聞いていたので、少しは伝わったかなと思います。

我が家の一部始終ですが、参考になれば幸いです。

読んでくれて、有難うございました。

感謝いたします^-^